
manten sesame
Nabeshima Komon
まんてんの、鍋島小紋のごま

包装紙意匠「鍋島小紋」柄使用 株式会社まんてん
復
活
劇
鍋島小紋
の
ごま
ふとしたことからの鍋島小紋との出会い。
それは、全国津々浦々の営業に飛び回っていたある日の事でした。
消えかけていた、歴史の1頁と運命の出会いをはたしました。
日本国産ごまの生産は、国内消費量のわずか1%という中、弊社創業地である地元佐賀に根付いていたごまがあったとは、この「鍋島小紋」という裃のごま文様に出会ってはじめて知ることでした。しかも他のごまとは異なる特徴を持つという事になれば、その存在価値は1%の中の、さらに数パーセント。大変希少というより他ありません。
佐賀の誇る鍋島藩が栽培を奨励していたという、まぼろしのごまを、現代に復活させたい!
今では地域再生の願いをかけて「鍋島小紋」のごまブランドとして全国へ発信するまでの大きな夢になりました。



復活への過程
品種の調査方法と特定結果
佐賀市職員と30軒の農家へ訪問し情報収集と種子の提供を依頼
↓
提供された種子を当社で選別し、8種類に特定
↓
8種類の種子をNPO「元気・活気・勇気の会」で実際に栽培し
佐賀大学にて形態学的な評価と品質(セサミン、セサモリン含量)を確認。
↓
8種類の内「鍋島小紋」の文様と一致するのは一種類のみだった
↓
この種子を「鍋島小紋」と命名し商標登録した
佐賀大学・徐福ラボでの品質結果確認


鍋島文様のごま(4心皮性)
一般的なごま(2心皮性)
佐賀大学にて形態学的な評価と品質(セサミン、セサモリン含量)を確認。
命名後、NPOさが環境推進センターと農家により、ごまの栽培が開始。
鍋島小紋ごまの命名後、NPOさが環境推進センター様とのご協力で、ごまの栽培が開始されました。23軒の農家でも、ごまの栽培が開始され商業実用化に向け、鍋島小紋ごまが動きはじめることになりました。